こんにちは!ラグーハウスのまーみーです!
12月25日はクリスマスですね。みなさんのお家ではどのようにクリスマスを祝っていますか?
我が家のクリスマスは毎年ターキーの丸焼きとフルーツケーキで祝います。日本のクリスマスケーキと言えばいちごのショートケーキですが我が家ではフルーツケーキです。6カ月前からドライフルーツをラム酒やブランデーに着けて準備し、12月に入ったらケーキを焼きます。焼きあがったケーキにラム酒とブランデーをたっぷりふりかけ、クリスマスまで約1カ月低温の食糧庫(我が家はベランダのクーラーボックス)に保管しゆっくりと熟成させます。クリスマスにはケーキのアルコール分もなくなり、しっとりとした風味あるケーキに仕上がります。常温で保存でき薄くスライスしたフルーツケーキにホイップクリームを添えていただきます。我が家の子供たちも大好きなフルーツケーキを紹介します!
フルーツケーキ (直径21㎝の型1個分)
【 道具 】
- 直径26cmのボウル 2個
- 直径10cmの小ボウル 3個
器でもOK - 粉ふるい 1個
- 直径18cm前後のフライパンか鍋 1つ
- デジタルのはかり 1台
- ゴムベラ 大小各1本
- 直径21cmケーキ型 1個
- 1連ホイッパー 1本
またはハンドミキサー - 計量スプーン
- シリコン刷毛
- オーブンシート
- アルミホイル・大きめのビニール袋
【 材料 】
生地
- バター 200g
- 上白糖 200g
- 全卵 4個
- 薄力粉 250g
- ベーキングパウダー 小さじ2
- ドライフルーツ
レーズン・オレンジピール・レモンピール 各60g - クルミ 60g
- 飾り用のアーモンド、カシューナッツなど各5個
- アンゼリカ・ドレンチェリー 各8個
- バニラエッセンス 5~6滴
- シナモンパウダー 小さじ2
- ラム酒 大さじ10
- ブランデー 大さじ6
- アプリコットジャム 小1瓶
カラメルソース
- 上白糖 大さじ3
- 水 大さじ2
- 熱湯 大さじ2
ポイント
ドライフルーツのラム酒漬けは、お菓子材料コーナーに置いてあるものを利用しましょう!
「富沢商店」の通販で購入できます。
【 下準備 】
- バターを約2時間前から室温に戻します。
- 丸形の底と型のまわりに合わせてオーブンシートを切ります。
丸型の底の角にバターを塗り、型のまわりにオーブンシートを合わせた後に、底の部分にオーブンシートを敷きます。 - クルミは飾り用に6個残し、それ以外は4等分に切っておきます。
- ドレンチェリーは飾り用に6個は半分に切り、他は8等分に切っておきます。
- ドライフルーツと8等分のドレンチェリーは大さじ1杯の薄力粉をまぶし混ぜておきます。
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、ふるっておきます。
【 作り方 】
- バターに砂糖を加える
室温に戻したバターをボウルに入れ、ゴムベラでクリーム状になるまで練ります。
砂糖を3回に分けて加え、そのつどよく練り、白っぽくなるまで十分に混ぜます。 - 卵黄とバニラエッセンスを加える
卵は卵黄は小さなボウルに、卵白は大きなボウルに分けておきます。
[2]のバターと砂糖に卵黄を1個づつ加えよく混ぜます。
最後にバニラエッセンスとシナモンパウダーを加えてよく混ぜます。 - カラメルソースを作る
フライパンか鍋に水と砂糖を入れて混ぜます。
同時にやかんでお湯を沸かします。
フライパンを中火にかけて、動かさずそのままあめ色になるまで待ちます(5分くらい掛かる)
あめ色になってきたら火を止め、熱湯を大さじ2杯入れます
【注意】熱湯を入れるときお湯が飛び散るので、少し離れて、お湯は少しづつ加えてください。 - お酒・カラメルソースを加える
ラム酒・ブランデーを各大さじ4測り合わせます。
[3]の生地に合わせたお酒を3回に分けて加え、その都度よく混ぜ合わせます。
カラメルソースを大さじ1杯加え、よく混ぜます。 - ドライフルーツ、クルミを加える
ドライフルーツを入れて軽く混ぜ、クルミを加えフルーツが偏らないようにまんべんなく混ぜ合わせます。 - 卵白を泡立てる
分けておいた卵白をハンドミキサーかホイッパーでしっかり角が立つくらいに泡立てます。 - メレンゲと粉を交互に加える
メレンゲの1/3を[5]の生地に加え、ゴムベラで「の」の字を書くように混ぜます。
(多少メレンゲが残っていてもOK!)
粉の1/3を加え、「の」の字を書くように混ぜます。(多少、粉が残っていてもOK!)
これをあと2回づつ繰り返します。
3回目はメレンゲ、粉が残らないようによく混ぜ合わせます。 - オーブンを160度に温めておく
- 型に生地を入れる
下準備をしていた型に生地を流し入れ、ゴムベラで表面を平らにしたら、約3㎝の高さから2回落とし空気を抜きます。 - 仕上げの飾りつけし焼く
ドレンチェリー、クルミを飾ります。
オーブン下段に入れて1時間10分~20分焼きます。
途中40分経過ころ、天板を180度回転し差し替えます(焼き色に村が出ないように奥側を手前にする) - 仕上げ用のお酒をはかる
ラム酒・ブランデーを各大さじ2を計っておきます。
保存用のアルミホイルとビニール袋を用意します。 - 仕上げ
焼きあがったら、竹串を中心まで刺して生地が付いてこなければ焼き上がりです。
焼きあがったケーキは型から取り出し、網のせ熱いうちに仕上げ用のお酒を刷毛で塗ります。
ケーキのあら熱が取れたら、アプリコットジャムを刷毛でたっぷり塗ります。
アルミホイルを長めに切り十字に重ねケーキを中心に置きしっかりと包みます。
約3週間冷蔵庫か涼しい冷暗所で保管します。
※冷凍も可能です。冷蔵庫で3~5カ月は保存できます。 - 食べ方
1㎝くらいの厚さに切り、ホイップクリームを添えていただきます。
クリスマスディナーの歴史
12月25日をキリストの誕生日として祝い、ごちそうを食べるならわしは、中世ヨーロッパに起こりイギリスでも盛んでした。やがてヨーロッパ各地からアメリカへの移民が増し、アメリカでもクリスマスを祝う習慣が広まっていきました。クリスマスには家族を連れて遠方からはるばる訪ねてくる親戚や友人を迎え、家族ぐるみで温かく心からもてなす。「アメリカン・ホスピタリティー」です。クリスマスイヴにお客が到着し、夜のパーティーに加わり、お客、家族が用意したクリスマスプレゼントをクリスマスツリーの下に置き、包みを開ける楽しみを翌日12月25日に待ちます。子供たちはサンタクロースが来るのを寝ないで待つなど、遅くまで起きていることを許される日です。翌日はみんなで教会に行き、そのあと、クリスマスカードを開封したりプレゼントを開けます。そしてその午後からクリスマスディナーの始まりです。
クリスマスが百貨店の年末大売り出しと結びつけられるようになったのは、ニューヨーク市のメーシー百貨店が1874年に、ショーウインドーにクリスマスツリーを飾り付けたり、安物雑貨のチェーンストアーであるウルワースで、店内にクリスマスの飾りつけやクリスマスツリーを置き始めたころからです。1923年には、大統領がホワイトハウスでクリスマスツリーに明かりをともす儀式を行い、フランクリンルーズベルト大統領は、ワシントンのクリスマスツリーの点灯式に出席しました。こうしてクリスマスは国民的行事となったのです。
参考文献
『ローラのお料理ノート むかしむかし大きな森の小さな家の台所で』
文:本間千恵子・本間長世 文化出版社 1991年8月9日 第5版発行
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