おばんでやす!ラグーハウスのまーみーです!
調理師専門学校も前期試験を終え8月から夏休みに入りました。
どんどんブログをアップしていきますね。今日は、フライパンで作れる簡単アクアパッツアを紹介します。神奈川県逗子で釣れた頂き物の魚ですが「イサキ」と「ウマヅラハギ」です。イサキはスーパーでも見かけますが「ウマヅラハギ」は珍しいですよね。私は今回初めて対面しました。「ウマヅラハギ」を調べてみると、カワハギ科で語源は馬のような長い顔に似ているので馬面。高級魚の一つのようです。調理法は刺身や唐煮つけなどのようですが、今回はアクアパッツアにしてみました。食欲のない暑い夏にも食べやすく栄養満点の料理です。是非お試しください。
アクアパッツア
【材料】4人分
- イサキのフィレ 8枚
- アサリ 400g
(3%塩水で砂抜きする) - 玉ねぎ 1/4個
- トマト 1個半
(プチトマトもOK 20粒) - ピーマン 1個
- レモン 1/4個
- にんにく 1かけ
- アンチョビ 3枚
- オリーブ種無し 12粒
- イタリアンパセリ 大さじ2杯分
- 塩、コショウ 少々
- EXVオリーブオイル 30ml
- 水 350ml
- 白ワイン 50ml
- パスタ 240g(1人60g)
- 塩 小さじ2杯
- ダシダ 小さじ1杯
【作り方】調理時間40分くらい
アクアパッツア
- イサキは三枚おろし(スーパーの魚屋さんでもおろしてもらえます) 身の中心の骨抜きをする。
- 皮目に浅く縦2本切り込みを入れる。両面に塩コショウをし30分おく、その間に野菜を切る。
- 玉ねぎ、トマトはくし切りにし、ピーマンは種を取り、縦1㎝の幅に切る。
- アンチョビはみじん切り、オリーブは横半分に切る。
- にんにく、レモンをスライスする。
- イタリアンパセリをみじん切りにする。
- フライパンにオリーブオイル大さじ2を入れ、中火でイサキを皮目から焼く。フライ返しで軽く押さえ、イサキに半分火が通ったらひっくり返す。魚を一度取り出しておく。
- フライパンをキッチンペーパーで拭き取り、オリーブオイル小さじ1杯入れる。アンチョビ、イタリアンパセリ大さじ1杯、オリーブ、玉ねぎ、ピーマン、アサリ、水を加え強火で煮る。
- 沸騰してきたら、白ワイン、トマトを入れてアサリの殻が開いたら中火にして3分煮る。
(殻が開かないアサリは死んだアサリのため、食べずに取り出して捨ててください。) - レモン、EXVオリーブオイルを加えフライパンを軽く回し乳化させ、味見をして塩コショウで味を調える。
(塩味は少し物足りないくらいで丁度いいです!)
パスタを茹でる
- 鍋にたっぷりの水を入れ沸騰させる。
- 沸騰したら、一度火からおろして塩小さじ2杯をいれる。(吹き出しに注意!)
- パスタを入れて6~7分。(パスタの表示されてあるゆで時間でOKです。)
- ゆで汁をなべ底1㎝くらい残し、ダシダ小さじ1杯を入れて軽く混ぜ火を止める。
盛り付け
大皿にパスタを山形に盛り付け、その横にアクアパッツアを盛り付ける。
残りのイタリアンパセリを中央にふりかけて完成です!
どうぞ召し上がれ!
魚のはなし
ウマヅラハギ
【分類】スズキ系フグ目カワハギ科ウマヅラハギ属
【学名】Thamnaconus modestus
【漢字】馬面剝
【生息域】海水魚、北海道~九州日本海、東シナ海沿岸、太平洋沿岸
【生態】産卵期4月~7月 複数回産卵する
【味】旬は秋~春 白身で味は淡白 肝は美味
【調理法】刺身、汁物、鍋、煮つけ、揚げ物、焼きもの、干物など
イサキ
【分類】スズキ系スズキ目イサキ科イサキ属
【学名】Parapristipoma trilineatum
【漢字】伊佐木、伊佐幾
【生息域】海水魚 浅い岩礁域 宮城県~九州南岸の太平洋沿岸 新潟県~九州南岸の日本海、東シナ海沿岸
【生態】産卵期6月~9月 夜行性
【味】旬は晩春~夏
【調理法】刺身、なめろう、汁物、煮つけ、揚げ物、焼きもの、干物など
まとめ
アクアパッツアは手間がかかる料理と思っていましたが、意外とフライパンで簡単にできました。付け合わせにパスタを添えましたが、にんにくバター風味のバゲットを添えても美味しいです。イサキは味が淡白で癖がなく、ウマヅラハギの方は味にコクがあり想像以上に美味しく感じました。三枚おろしにする時のウマヅラハギは、鱗も一体となって皮が固いのでスルッと剥けましたよ。ただし目の上の棘には十分注意して捌いてください。この夏、逗子へ釣りに行かれる方はウマヅラハギをゲットし、美味である肝を新鮮なうちに味わってみてくださいね。なんたって高級魚ですから美味しいですよ~!今回は頂き物のイサキとウマヅラハギを使いましたが、他の白身魚でも美味しく作れます。
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