おばんでやす!ラグーハウスのまーみーです!秋と言えば、食欲の秋!山の幸、海の幸が楽しめる季節です。栗やサツマイモ、きのこ類に秋刀魚、秋鯖、どの食材も食欲をそそります。冬眠に入る前の動物の本能でしょうか。たくさんある中で今回は手抜きも手抜き、市販の材料で作るマロンケーキの作り方を紹介します。これならケーキ初心者でも失敗はない!ない!誰が作っても子供や家族に喜ばれると思います。ぜひお試しあれ!
マロンケーキ
【材料】15㎝ホール
- 市販のスポンジケーキ(直径15㎝)・・・1ホール
- マロンクリーム缶詰・・・・・・・・・150g
- シェリー酒またはラム酒・・・・・・・小さじ1/2杯 好みで入れる
(子供用の場合はバニラエッセンスを2・3滴) - 生クリーム・・・・・・・・・・・・・100ml
- グラニュー糖・・・・・・・・・・・・20g
作り方
- 市販のスポンジケーキを横半分に切る
- マロンクリームに生クリームを大さじ1杯、シェリー酒を1/2杯入れよくかき混ぜる
- 生クリームを少し泡立ててから、砂糖を2回に分けて入れ、角がたつまでホイップする
(今回のケーキは好みで緩く泡立てています) - スポンジを半分にスライスする
- 下の段に生クリームを薄くぬり、その上にマロンクリームを厚さ3mmくらいにぬる
- 上の段のスポンジを重ね、薄くマロンクリームを塗る。その上に生クリームホイップを5㎜くらいの厚さに均等にぬる
- 側面に生クリームを薄くぬる
- デコレーションはマロンクリームをセロハン袋に入れて底の角を切り、絞り飾る
デコレーションはお好みで美しく、かわいく仕上げて見てください
食のミニ辞典
クリ(栗)
(英) chestnut
(学) Castanea crenata Sieb et Zucc
ブナ科クリ属の木の種実。世界各地に分布していて、古くから食用とされていました。ヨーロッパではローマ時代かそれ以前に、すでに栽培されていたとされています。日本でも記事気に登場しています。日本のクリは、山地に自生するシバグリから改良されたもので、二ホングリと呼ばれています。主な品種は国見(農林5号)、筑波(農林3号)、銀寄[ぎんよせ](丹波グリとして有名]など。主成分はでんぷんで、甘味はショ糖が主体で、わずかにブドウ糖や果糖を含みます。ビタミンとしては、CとB1が比較的多く含まれます。天津甘栗として市販されているものは、二ホングリとは異なる品種で、渋皮が分離しやすく甘みが強いのが特徴です。日本のものより小粒ですが、板栗(ばんりぃ)という大粒のものもあります。河北省のものがたくさん輸入されています。
アワ(粟)
(英) foxtail millet
(学) Setaria itarica Beanu
イネ科の一年草で、原産地は東インド地方とされ、ユーラシア大陸に広く栽培されてきました。日本でも、米が伝えられる前から食用とされていたようです。やせ地でも育つので、昔から救荒作物として重要なものでした。粟には米のように、ウルチ種ともち種があります。ウルチ種は米と一緒に炊いたり、粥として食べられます。モチ種は粟餅、おこし、団子などに利用されます。また、あめや酒の原料ともなります。穂の形がきつねの尾に似ていることで、英語では foxtail millet(きつねの尾のキビ)と呼ばれます。密集した穂が重そうについた穂が、たわわに垂れた畑も、今では見られなくなりました。生産もわずかですが、長野県産、岩手県産のものが通信販売で売られています。
秋のことわざ
いが栗も内から割れる
堅い刺に覆われてなかの実が取れにくい栗も、時期が来れば自然に割れて身が顔を出す。何事も時期を待てば、それなりに良い状態、扱いやすいようになっていくものという意味。
濡れ手で粟
濡れた手で粟(あわ)をつかむと、つかんだ量以上に粟粒がたくさん貼り付いてくることから、苦労しないで利益をえることのたとえ。
まとめ
現在、服部栄養専門学校で調理師として学んでいます。季節の食材を扱い、食育も学んでいます。できるだけ簡単料理を載せ、食材の説明ができるようにしたいと思っています。現在は授業、実技実習に専念しているため、大分ブログの回数は減りますが、これからも調理法と食の知識をアップしていきます。
【参考文献】
「食のことわざ春夏秋冬」 著 沢野 勉
「ことわざ新辞典」 監修 日向一雅
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