2月3日は「節分の日」過ぎても豆料理!-Ragout de Haricots-

こんばんは!ラグーハウスのまーみーです!
今年は寒波で寒い日が続いてますが、2月3日は立春の前日、「節分の日」です。太陽暦では季節も節目の「春」です。節分の日には、豆まきしたり、恵方に向かって太巻き食べたり、鬼門に柊の枝を飾ったりと地方によって邪気の祓い方は様々です。今年は栄養豊富な豆料理で春を祝ってみませんか?春が近づいているとはいえ、まだまだ寒い日が続きますから、豆のスープでポッカポッカに体を温めましょう!

目次

豆スープの作り方

【 材料 】4人分 

  • いんげん豆   150g
  • ミックスビーンズ缶詰  2缶
  • 長ネギ   1/2本
  • 玉ねぎ   1/2個
  • 人参    中1/2本
  • ジャガイモ   1個
  • セロリ   1/3本(葉の部分なら3枝くらい)
  • 生姜    3枚(スライスをみじん切りにする)
  • ローリエ  1枚
  • 固形ブイヨン  1個
  • 塩、コショウ  適量
  • ガーリックパウダー 小さじ1/2杯
  • クローブ    2粒
  • 白ワイン   50ml
今回は黒豆を使いました。
缶詰のミックスビーンズでOKです。
白いんげんの煮豆
調味料、スパイス
白ワイン

【 作り方 】

〈乾物いんげん豆に煮方〉

  1. 豆をさっと洗い、ボールに入れてたっぷりの水で一晩つけておく。
  2. 付けた豆をざるに上げ、鍋に移し入れ鍋の8分目まで水を入れて火にかける(最初は強火)
  3. 沸騰してきたら、中火にしてアクを取る。ある程度あくが取れたら、鍋の蓋を少しずらし中火の弱で30分煮たら一度煮汁を捨てて水に1分ほどさらす。(まきすを蓋にして水をかけると、豆がつぶれない)
    水がきれいになったら鍋に水を7分目まで入れて30分~1時間煮る(豆によって煮る時間が変わる)
  4. 豆が手でつぶれるくらいの柔らかさになったら、出来上がり。煮汁には豆からの出汁が含まれているので、そのまま利用する。

昔ながらのいんげん豆
豆なら何でもOK!
たっぷりの水に浸してまめに水分を含ませる
奈部の8分目までたっぷり水を入れて煮る
蓋をずらして煮る
一度煮こぼして水にさらす
まきすを使うと豆が崩れません
煮こぼした豆はアクが取れて甘くなります。鍋にに新しく水を入れて2回目煮ます。
約30分煮て、柔らかくなります
豆によって煮る時間が変わります。
今回は煮すぎました!

豆スープ

  1. 野菜の材料は2cm角に切る(火の通りを同じくするため)
  2. フライパンにサラダ油を大さじ1くらい入れて、長ネギ、玉ねぎ、塩一つまみを入れて中火で炒める。しんなりしてきたら、他の野菜をすべてと塩一つまみ入、ガーリックパウダー小さじ1を入れて炒め、白ワイン50ml入れてアルコールを飛ばす。全体がしんなりしてきたら塩一つまみ、コショウ少々加え火を止める。
  3. 21㎝鍋に豆を煮汁ごと入れ、ミックスビーンズ缶詰、炒めた野菜を入れる。
    野菜をいためたフライパンに水を少し入れて、野菜の旨味をこそげ落とす。弱火で火にかけ旨味をきれいのこそげ取れたら、スープ鍋に加える。
  4. スープ鍋の8分目まで水を加え、固形ブイヨン、ローリエ、クローブを入れ強火にかける。
    アクが出てきたら中火にしアクを取る。ある程度のアクが取れたら蓋をして、中火の弱で約20分煮込む。
  5. 野菜類が柔らかくなったら、味見をして塩で味を調え出来上がり。
野菜を同じ大きさに切ります。
生姜はみじん切り
フライパンにサラダ油大さじ1
長ネギ、玉ねぎ、塩一つまみ入れて中火で炒めます
少ししんなりしてきます
他の野菜、塩一つまみ、ガーリックパウダー小さじ1を入れてさらに炒めます
全体がしんなりしてきたら、白ワイン入れてアルコールを飛ばします
炒めた野菜は豆のスープ鍋に加えます
フライパンに野菜の旨味が残っているので、水を入れて旨味をこそぎ取ります
旨味を鍋に加えます
ローリエ、固形ブイヨン、クローブ、塩一つまみを入れます
アクが出てきたら取ります。
アクを取り除いたら蓋をして中火の弱で煮込みます。
味見をして塩コショウで味を調えます。
完成です!
どうぞ召し上がれ!

節分

節分は立春の前日、太陽暦では2月3日、4日になります。古く中国では「追儺(ついな)」という鬼払いの行事が七世紀に日本に伝わり、神社、寺、宮廷などで悪鬼を祓う行事が定着し一般家庭でも行われる行事となりました。

2023年の恵方は 【南南東やや南】恵方巻きはこの方角を見て笑いながら食べるといいですよ!

鬼門(鬼の出入り口) 北西、南東(裏鬼門)には魔除けの意味で柊や南天を置くといいですよ!

大豆について

食のミニ事典

(英)soybean
(学)Glicina max. L.Merrili

 食用とされるほか、油脂原料としても役立つ豆で、世界的に食料資源として大切なものです。英語のsoybeanのsoyは、syoyuからきた語で、日本のしょうゆの原料とされるところから名づけられました。味噌の原料ともされるので、ミソマメとも呼ばれます。「世界全体では、約3.6億トン。このうちブラジル、アメリカ、アルゼンチンの生産が約8割を占めます。次に中国、インドの順に生産されています。日本では北海道が105400トンの収穫量で生産されています。(2022年農林水産省の資料より)」アメリカの大豆は、もとは日本から伝えられたもので、江戸時代の幕末、ペリー提督への土産とされた日本の大豆がアメリカ大陸にもたらされた最初の大豆でした。
大豆の主な成分は、たんぱく質(約35%):必須アミノ酸のリシン、 脂質(19%):不飽和脂肪酸のリノール酸・リン脂質のレシチン、リン酸塩、ビタミンB1・E、オリゴ糖を含み、栄養価が高く「畑の肉」と言われています。

食のことわざ

「煎り豆に花」

煎った豆から花が咲くように、絶対にあり得ないことのたとえ。
別の解釈に、衰えたものが、再び栄える。いったん落ちぶれたものが、再び勢力を盛り返すという意味。

〈類語〉・雄猫が子を産む ・枯れ木に花が咲く

参考文献
『ことわざ新辞典』監修 日向一雅 高橋書店
『食のことわざ 春夏秋冬』著 沢野勉 全国学校給食協会
『日本年中行事辞典』鈴木棠三 角川書店

ミックスビーンズ
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