【夏野菜のケークサレ】Cake Aux Legumes(ケーク・オ・レギューム)

おばんです!ラグーハウスのまーみーです!
立夏の候、スーパーにはたくさんの種類の野菜が出回ってきました。野菜はビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で体のバランスを整えてくれる食材です。日頃の食事で一度に多種類の野菜を摂るのは難しいですが、今日紹介する野菜のケークサレは野菜のバウンドケーキです。5種類の夏野菜を使い、冷蔵保存も効き、また朝食に、子供のおやつにも手軽に食べられる野菜のケーキです。作り置きしておくと、とても便利ですよ。ぜひお試しください。

目次

ケーク・オ・レギュームの作り方

【 材料 】パウンド型23㎝×8㎝ 1本分

  • ベーコン    ハーフカット5枚
  • 人参      中1/2本
  • 玉ねぎ     中1/2個 (今回はエシャロットを使用)
  • ズッキーニ   中1/2本
  • プチトマト   10個 (半分に切り、8個は飾り用に使用)
  • 3色パプリカ  各1/2個
  • マッシュルーム 1パック
  • 薄力粉     150g
  • ベーキングパウダー  5g(小さじ1)
  • 卵       3個
  • 無塩バター   100g
  • 粉チーズ    20g
  • ミックスチーズ 40g
  • 白ワイン    大さじ2杯
  • オリーブオイル 大さじ1杯
  • 塩、コショウ  適量 
  • 刻みパセリ   大さじ1杯

【 作り方 】

  1. プチトマトを半分に切りオーブントースターで15分焼く
  2. 各野菜を5㎜角のさいの目に切る。
  3. ベーコンを5㎜角のさいの目に切る。
  4. 薄力粉を計量し、ベーキングパウダーを加える。
  5. パウンド型にオーブンシートを形どってセットする。
    オーブンシートがない場合、パウンド型に薄くバターを塗って薄力粉をまぶす。
  6. フライパンにオリーブオイル大さじ1杯入れて、人参、玉ねぎから中火で炒め塩一つまみ入れて弱火で炒める。
  7. 人参、玉ねぎがしんなりしてきたら他の野菜を加え、塩一つまみ入れて中火で炒め、野菜が少し柔らかくなってきたら弱火にして蓋をする。

    point1:焦がさないように、野菜から水分を出すようにゆっくりと炒める!
  8. 野菜がしんなりしてきたら、白ワインを入れてアルコール分を飛ばす。
  9. ベーコンを加え、野菜となじんだら、バットに広げ粗熱をとり冷ます。
  10. バターを500wの電子レンジで約1分かけて溶かす。(バターが飛び跳ねないようにふんわりトラップする)
    粗熱をとるため、少し冷ます。
  11. オーブンを180℃に予熱する。
  12. ボールに卵3個を割りほぐす。粗熱が取れたバターを一度に加え良くかき混ぜる。
  13. ベーキングパウダーを加えた薄力粉を網で振るい、2回に分けて[12]のボールに加え粉っぽさがなくなる程度にホイッパーで混ぜる。
  14. 炒めた野菜、プチトマト12個を[13]に加え、ゴムベラで全体がバランスよくなるように混ぜる。
  15. バウンド型に生地を流し込み表面を平らにしたら、飾り用のプチトマト8個を表面に並べ、刻みパセリを中央にちらす。型を台に2,3回打ち付けて空気を抜く。
  16. 180℃のオーブンで30分焼き、一度取り出してバウンド型の奥側を手前に入れ替えて更に20分焼く。
  17. 160℃に温度を下げて、10分焼く。
  18. これで完成です!
野菜をサイの目に切る
薄力粉にベーキングパウダーを混ぜておく
オリーブ油大さじ1
堅い野菜から炒める。
中火
人参など少し炒めたら、残りの野菜を加え塩一つまみ入れて中火の弱で炒め蓋をする。
野菜がしんなりしてきたら白ワインを入れてアルコール分を飛ばす。
ベーコンを加え軽く炒める。
炒めた野菜をバットに広げ、粗熱をとる。
バターをレンジで溶かす。
オーブンを180℃に予熱する。
卵をホイッパーで溶く。
卵をこれくらいに溶く。
卵にバターを加える。
分離しないように素早くかき混ぜる。
写真のように混ぜる。
粗熱をとった野菜、粉チーズ、ミックスチーズを加えゴムベラで混ぜる。
飾り用のプチトマト8個を取り置く
飾り以外のプチトマトを加え軽く混ぜる。
薄力粉を網で振るい入れる。
ゴムベラでざっくりと混ぜる。
こんな感じ!
型に生地を入れて平らにした後、プチトマトを飾り中央に刻みパセリを散らす。
180℃のオーブンに30分。一度取り出して前後入れ替えて20分焼く。160℃に下げてプラス10分焼く。
完成です!

食のミニ事典

ズッキーニ

和名:ズッキーニ
学名:Cucurbita pepo L. Melopepo group
英名:courgette,summer squash
地方名:別名:つるなしかぼちゃ
分類:ウリ科カボチャ属ペポ種
原産地:メキシコ
我が国への伝来時期:昭和50年代初めにアメリカから輸入
主な産地:宮崎、長野、北海道など
出回り時期:周年(温室栽培)

【特徴】
ズッキーニの原産はメキシコで細長い形状の果実は、19世紀後半イタリアで改良された。日本では「そうめんカボチャ」と同じ品種である。ズッキーニ群として、ズッキーニ、イエローズッキーニ、花つきズッキーニがある。用途はフランス料理やイタリヤ料理の食材として使われ、代表的なのは南仏の煮込み料理ラタトゥイユと、イタリアではカポナータに用いられる。最近では中国料理、日本料理でも用いられ、生食でも食べられるが、油との相性が良く炒め物、フライなどに向いている。栄養的にカロテンが豊富なので炒めることによってカロテンの吸収率を高め体の免疫力を強める効果がある。
栄養成分は可食部100gあたり、水分94,9g、たんぱく質1,3g、脂質0,1g、カリウム320㎎、カルシウム24㎎、マグネシウム25㎎、リン37㎎、鉄0,5㎎、ビタミンB1 0,05㎎、B2 0,05㎎、C 20㎎、亜鉛0,4㎎、銅0,07㎎、カロテン320㎍  食物繊維1,3g

【保存法】
・通気性の良いプラスチック袋に入れて冷蔵庫で1週間
・適当な輪切りにして、2分間ゆでてから冷凍する。冷凍庫で3~4カ月
・ピュレ状にしてからの冷凍保存が適している。冷凍庫で3~4カ月

まとめ

フランス料理で手軽に夏野菜をたくさん食べられるレシピを探していたら、「野菜のケークサレ」にたどりつきました。「野菜のケークサレ」は夏野菜だけでなく季節の野菜など、なんでもかんでも冷蔵庫に残っている野菜を使えるレシピです。普段忙しくて野菜不足なあなた!野菜嫌いのお子様をお持ちのあなた!是非このケークサレを作ってみてください。きっと大好きな料理の一つになりますよ!


参考文献
『地域食材大百科 第2巻・野菜』 編者 社団法人 農産漁村文化協会 2010年5月15日 第1刷発行
『最新 食品標準成分表 日本食品標準成分表2020年版(8訂)準拠』 公益社団法人 全国調理師養成施設協会 令和4年2月23日 第46版発行

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